リンククラブの「Link Club Newsletter(リンククラブニューズレター)」という月刊情報誌4月号から取材を受けました!少々恥ずかしいのですが、インタビュー内容の一部を抜粋し、ご紹介いたします。
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なまはげの里から、知られざる逸品を全国へ。
こんなに豊かな食材があるのに、ほとんど知られていない!もったいない! そんな思いから、地元・秋田県は男鹿の特産品を全国に発信し続ける「おがよし」。大人気のオリジナル商品「パイカ」を筆頭に、農家や業者の選定にも気を配り、安全性に細心の注意を払った同ショップにかける熱い思いを、店主の吉田ひとみさんに語っていただきました。
知名度の低さをチャンスに変える
長年、秋田県の男鹿の特産品を扱う商いを手がけてきましたが、ずっと不思議に思ってきたことがありました。東京に住んでいた時期もあるのですが、私どもの地元では誰もが食している食品が、東京ではまったく手に入らないのです。東京どころか、秋田県内に限定しても、県北の能代地区以外では、まったく話題にすらならないような状態。いったいどうしたことかと思っていたのですが、ある時、発想を転換して『では、これを県外に発信してみてはどうだろうか?そうだ、これからは通販に力を入れていこう』と思い立ったんです。
主力商品「豚軟骨パイカ」
そうした商品の中で、最も力を入れているのが「パイカ」です。この名前を、おそらく耳にしたことのある方は少ないでしょうね。「パイカ」とは、国産豚のバラ肉の軟骨付の部位を丹念に叩いたモノなんです。肉といえば肉、軟骨といえば軟骨、そのどちらでもないようでいて、どちらでもあるような珍味で、地元の焼肉店や居酒屋では、口コミでじわじわと人気が広がっていきました。
知名度は低いけれど、味には自信がありました。こんな旨いものが知られていないなんてもったいない、そして、これは逆にいいチャンスになるのではないか、と思ったんです。
そして今では「パイカ」は無くてはならない主力人気商品になっています。
攻めの姿勢で生涯現役をめざす
私どものような小売業者は、大資本のあおりを受けて、とても厳しい状態にあります。時代のテンポも速く、うかうかしていると、あっという間に置いていかれてしまいますね。でも、そういう時こそ、攻める姿勢を失わないでいきたいと思っているんです。狭い地域の中だけでなく、全国に自分たちの商品をアピールしていく。そのために。各社のショッピングモールもいろいろ吟味していますし、常に新しい商品開発のための試作を続けています。
マジックガーデンは多くの皆さんが利用されている一流のサイトだと思いますし、ショップを作っていくにあたってのさまざまな機能にも満足しています。忙しくてなかなか新商品の情報をアップできないのがもったいないのですが(笑)。
秋田といいますと、県外の方にいちばん知られているのは「なまはげ」や「きりたんぽ」なんかじゃないかと思いますが、いやそれだけじゃない、「パイカ」がある、他にも豊富な食材がたっぷりあるということを、これからも積極的にアピールして、生涯現役をめざしたいと思っています。